ziechanA’s diary

気持ちは40歳台、年齢は老年、趣味は読書、将棋、麻雀、ゴルフ(スコアがさっぱり)で唯一の持病が糖尿病の爺ちゃんのブログです。中森明菜の「少女A」にちなんで「爺ちゃんA」にしました。糖尿病体験や好きな読書の感想などを書いています。 

令和4年分の確定申告を今年も実施したが、今回気がついたことはこれ

 

確定申告(令和4年分)

今年も確定申告をEーTAXでやりましたので、気が付いたことを書きました。

 

これからやろうとしている方の参考になればと思います。

 

確定申告についての私の過去記事

 

速算表

私がまず見るのは国税庁の速算表です。

 

国税庁のホームページから検索すると速算表が見られるのですが、今年は2月3日にアップされました。

 

国税庁のサイトで検索窓に「所得 速算表」といれて検索すると表示されます。

「所得 速算表」で検索

 

速算表の検索

 

速算表

税の手計算

今年もまずは速算表をベースに手計算からスタートしました。

 

確定申告に必要な郵便物は一つの箱に入れておくようにして、この時期になるとそれを見ながら手計算をしていきます。

 

テレビ等ではスマホで簡単入力とアピールしていますが、なにも納得もしないままあるがままの数値をインプットして結果が出たとしても私は信用できません。

 

納めた各費用がどういう計算でそのようになっているのか、去年と比べてどうか、また所得に対してなぜこの税金なのか、還付金額はなぜそうなるのか といったことを自分で納得するために私はまず手計算をしています。

 

その結果の数値を国税庁ホームページの確定申告作成サイトでインプットして、計算結果が手計算と一致してはじめて自分で納得できます。

 

収入から所得を計算(X)

会社の源泉徴収票から収入金額、公的年金等の源泉徴収票から年金収入金額、個人年金の収入金額等を合計して所得合計を計算します。

 

源泉徴収税額を計算(Y)

源泉徴収の帳票額を合計しておきます。

 

生命保険料の控除額計算(A)

速算表の計算式で控除額を計算します。

 

ただし、ゴルファー保険や自動車保険、傷害保険は控除対象外になっています。

 

医療費控除額計算(B)

1年間の医療費をエクセルにインプットし、合計額を算出しておき、速算表の計算式で控除額を計算します。

医療費控除
社会保険料控除額計算(C)

私は退職後は国民健康保険に入っていますが、保険料はややこしいので下記のフォームをエクセルで作成していてこれにインプットして保険料納付額をまとめています。

 

国民健康保険料計算フォーム

毎年これを実施していると右下の赤枠でわかるようにHの率、Jの率が年毎に変わっているのがわかります。

 

所得額が変わって年度の途中で納付額が計算し直された場合には年金天引きにならずに口座からの普通徴収になるので、この金額も確定進行では忘れずに記載することが必要です。

 

介護保険料控除額計算(D)

役所から送られてくる「介護保険料納付税額」を見て数値を確認します。

 

これも同じ役所から毎年送られてくる「介護保険料決定通知書」の数値を下記のように表にまとめておき、上記の納付税額と一致していることをチェックします。

介護保険納付表
地震保険料控除計算(E)

保険会社から送られてくる「地震保険料控除証明書」の金額を計上します。

 

配偶者控除計算(F)

速算表を見て確認します。

 

基礎控除計算(G)

速算表を見て確認します。

 

控除額の合計計算(H)

上記のAからGを合算します。

H=A+B+C+D+E+F+G

 

課税される金額の計算(Z)

課税される金額(Z)= 所得(X)ー控除額(H)で算出します。

 

総課税額の計算(T)

税率は速算表に書かれていますのでそれで計算します(下図)。

課税額(T1)=課税される金額(Z)x 税率

復興特別税額(T2)=課税額(T1)x0.021

 

よって、総課税額(T)=(T1)+(T2)

 

税率表
過不足税額(R)の計算

過不足税額(R)=源泉徴収税額(Y)ー総課税額(T)

 

これにより還付金が計算できます。

 

後記

私はマイナポータルと連携しないで確定申告を実施しました。

 

確定申告作成サイトで連携する選択があり、最初はやってみたのですが、途中で野村総研のeー私書箱に誘導されましたので面倒になり中断して連携せずに実行しました。

 

確定申告に必要な書類はすべて収集できていますので特にマイナポータルとの連携の必要は感じませんでした。

 

 

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二宮金次郎