ziechanA’s diary

気持ちは40歳台、年齢は老年、趣味は読書、将棋、麻雀、ゴルフ(スコアがさっぱり)で唯一の持病が糖尿病の爺ちゃんのブログです。中森明菜の「少女A」にちなんで「爺ちゃんA」にしました。糖尿病体験や好きな読書の感想などを書いています。 

ETAXによる確定申告のやり方で役に立つノーハウを紹介します!

 

確定申告

今年も確定申告をPCで送信(ETAX)しました。

 

通常は2月15日から3月15日の1か月の間に申告することになっていますが、コロナの影響で去年と同じく1か月延長で、4月15日までとなっています。

 

確定申告の基本的なこと、なぜ確定申告をしたほうがいいのか等については 私の過去ブログに記載していますので見てください。

 

 

今回は 私がやっているやり方で便利だなと思う事や気がついたことをまとめてみました。 

 

申告方法

PCで申告する「ETAX」には2つの方法があります。

  1. ID・パスワード方式
  2. マイナンバーカード方式

 

私は去年は1の「ID・パスワード方式」でやりましたが、今回は「マイナンバーカード方式」でやりました。

 

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マイナンバーカード方式

 

「ID・パスワード方式」は事前に税務署に出向いて「利用者識別番号」と「暗証番号」を登録する必要がありますが、「マイナンバーカード方式」のときに必要なカードリーダーは不要です。

 

私はマイナポイントの申し込み時にマイナンバーカード用のカードリーダーを購入しましたので、今回は「マイナンバーカード方式」でやることにしました。

 

 

 私が購入したカードリーダーは下記です。

 

注意することは マイナンバーカードを差し込むのですが、写真のほうを裏にして差し込むことです。

 

 

税額・還付額の計算を実施 

申告は国税庁のホームページから入っていきますが、私はその前にまず自分で手計算で税額や還付額を計算し、毎年ノートに書き足していっています。

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申告の入り口

いきなりPCでインプットしていっても出てくる結果が本当なのかどうか確認ができず、なぜこうなるのかが自分で納得できないからです。 

 

これを毎年やっておくと、去年と今年の違いなどもよく理解できるようになります。

 

収入額から所得(税金がかかる金額)を算出

給与収入や年金収入から課税対象となる所得を計算するためには速算表が便利です。

 

国税庁のサイトの下記のところにこれがあります。

 

速算表は これの34番のところにあります。

 

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国税庁の手引き資料

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速算表等

給与以外の収入としては公的年金とか個人年金などの雑所得がありますが、これらをすべて合算して「所得合計」を出しておきます。

 

同時に給与や年金の源泉徴収されている金額も合算しておきます。

 

控除額を算出
  1. 医療費控除
  2. 社会保険料控除
  3. 生命保険料控除
  4. 地震保険料控除
  5. 配偶者控除
  6. 基礎控除

これらの控除金額計算方法は 同じく上記の34番のところに記載されています。

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控除額計算方法
税額・還付額の計算

所得合計控除額合計が出たら、いよいよ税額または還付額の計算です。

 

課税される所得=所得合計-控除額合計  で、これがマイナスならば課税額は0です。

 

この場合、源泉徴収金額はそのまま還付されます。

 

マイナスでない場合、この額にたいして税率が決まっていて課税額が算出できます。

 

同じく国税庁の34番の下記表に記載されています。

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税額計算表

国民健康保険料の金額の決まり方

私は会社を定年退職後は国民健康保険にきりかえています。

 

この金額の計算方法と年度区分がややこしいので、私はエクセルで毎年計算表を作成して納得のうえ納付しています。

 

なにがややこしいのかと言うと、今年実施する確定申告で記載する納付額は昨年の納付額です。

 

昨年の納付額は1昨年(2019年)の(総所得金額ー330、000)の値できまってきます。

 

そして、その決まった金額というのは去年の4月~今年の3月までに適用されます。

 

では今回の確定申告ではどの金額を記載すればいいのかが ややこしく整理しないと頭が混乱してきます。

 

そこで、私は下記のような表を毎年作成して頭の中を整理しています。

 

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国民健康保険料の整理

表中、黄色部は区役所から送られてくる「国民健康保険料通知書」に書かれている金額です。

 

国民健康保険料や介護保険などの社会保険料は納付額がそのまま控除対象なので、こうして整理しておくと、よく頭に入って便利です。

 

送信後やること

確定申告を送信した後の作業についての画面では、医療費控除のための明細書のみを郵送することになっています。

 

郵送のかわりに税務署へ持参してもOKになっています。

 

これは去年から実施されていることで、私は去年、電話で本当かどうかを確認しました。

 

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送信後やること

後記

確定申告は自分の納税額を把握するためと、しっかり還付金を回収するために必要なことで、これが税務署へ出向くことなくPCの前だけでできるのは便利ですね。

 

また、これを毎年やっていると、所得や控除の計算式などが毎年ごく一部ですが、変更になっている様子がよくわかります。

 

 

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