ziechanA’s diary

気持ちは40歳台、年齢は老年、趣味は読書、将棋、麻雀、ゴルフ(スコアがさっぱり)で唯一の持病が糖尿病の爺ちゃんのブログです。中森明菜の「少女A」にちなんで「爺ちゃんA」にしました。糖尿病体験や好きな読書の感想などを書いています。 

糖尿病はじめあらゆる病気の原因には腸内フローラの異常があった!

 

すべての病気に腸内フローラが関係している!

2月29日の読売新聞夕刊の8面に興味深い記事が掲載されていました。

 

腸内細菌によって作られる化合物に、糖尿病の発症を抑える働きがあることが発見されたそうです。

 

京都大学のゲノム医学教授の松田文彦氏が発見したもので腸内細菌が作る有機化合物「4-クレゾール」というものだそうです。

 

ラットの実験で証明されたようで、これは腸内細菌と糖尿病の関係を示しており、新たな治療法につながるとの期待が膨らんでいます。

 

以前、なにかで見た記憶のある糖尿病治療法「便移植法」も腸内細菌を利用した治療法です。

 

糖尿病ではない人の便を糖尿病の人の腸に移植すると糖尿病が治るというもので、コストは高いですが効果はあるとのことで、やはり腸内細菌と関係あるんだという思いを強くしました。

 

昨年9月のブログで紹介した記事

9月18日のブログ「毛細血管もれや腸もれが存在する!」の中では藤田紘一郎氏の「毛細血管は「腸活」で強くなる」という著書を紹介しました。

 


 

毛細血管は「腸活」で強くなる アンチエイジングの切り札!/藤田紘一郎
by カエレバ

 

その中で「毛細血管もれ」や「腸もれ」というものが存在し、私も目からうろこ状態だったのですが、糖尿病のインシュリンの効きが悪くなるのは腸もれによって異物が体内をめぐり免疫システムが作動し、炎症が起こるためであるとのことでした。

 

その時、はじめて糖尿病に腸内環境が関わっていることを知り、再び今回の新聞記事を見たもので、やはり本当に関係しているんだという意識を強くしました。

 

著書「アレルギーと腸内細菌」

そんな中、書店で同じく藤田紘一郎氏著の「アレルギーと腸内細菌」という本を見つけ、早速読んでみました。

アレルギーと腸内細菌 腸内フローラを育てれば、アレルギー体質は治る/藤田紘一郎
by カエレバ

 

 

その中では著者は「あらゆる病気のもとには腸内フローラの異常がある」と書かれています。

 

今回その中から興味深い内容を紹介したいと思います。

 

腸内フローラについて

腸内フローラは約3歳までにその組成が決まってしまうそうです。

 

赤ちゃんのときに生活環境や食事によって組成が決まってしまうのですね。

 

そういえば、赤ちゃんの時期は目に入るものはすべてなめたりしていますが、あれは本能で身の回りの細菌を体内にとりこんでいるらしいのです。

 

だからそれは腸内フローラによいことなので、親は過度に神経質にならず、適度なきたなさで育てることが大事とのことです。

 

母親が働いている子供はアトピーやアレルギーになりにくいということもあるようです。

 

腸内フローラの組成は3歳までに決まってしまうのですが、その後の生活のしかたで細菌数は増やせます。

 

腸内フローラをいい状態に保つというのは「細菌の種類を増やす」ことと「細菌の数を増やすこと」、および、「乳酸菌などの善玉菌を増やすこと」です。

 

腸内フローラと腸もれ

腸内フローラは腸の新陳代謝(細胞の入れ替わり)を担っており、腸の新陳代謝がうまくいかなくなると、いわゆる「腸もれ」が起こります。

 

「腸もれ」というのは細胞間の連結がゆるみすきまが発生する状態です。

 

腸もれは驚くことに現代人の9割が発症しているらしいのです。

 

6mもの長さの小腸は腸壁の絨毛から栄養が取りこまれます。

 

そこで腸もれがあると、そのすきまから未消化の栄養素や細菌や異物が体内をめぐってしまうことになり、免疫システムが作動し炎症を起こしそれがアレルギーとなったり、糖尿病のインシュリンの効きを弱めてしまうのです。

 

人の血液中に腸内細菌が認められるとのことで、健康な人でも50人中2人で、糖尿病の人はなんと50人中14人もいるらしいのです。

 

腸もれとアレルギー

アレルギーについて著書の中では次のように定義されています。

アレルギーとは、免疫の識別能力がうまく働かなくなって、本来は無害であるはずの花粉やダニ、食べ物などにしつこく攻撃をしかけてしまい、それによって生じる炎症反応なのです。

 

風邪をひいた場合、免疫システムが働いて、ウィルスと闘うのですがこの時に発熱、のど痛、セキ、鼻水などの炎症が起こります。

 

腸もれの場合は異物がじわじわと体内に入ってくるため、免疫システムは常にオンの状態になってしまいます。

 

すると体内に入ってくるすべての異物、天然の物質にさえも免疫反応を起こすようになってしまい花粉症などのアレルギーになってしまいます。 

 

免疫細胞の顆粒球は活性酸素で敵を殺す

免疫細胞には単球(マクロファージ)顆粒球リンパ球がありますが、顆粒球は異物と出会うと活性酸素を出して異物を殺します。

 

よって、活性酸素は必要なものですが、過剰に作られると毛細血管を傷め、腸内細菌や腸壁の細胞にもダメージを与えます。

 

普通は活性酸素が増えすぎた場合は、人には抗酸化防御システムがありますが、この制御を超える活性酸素が発生した場合、害をもたらすということです。

 

フィトケミカル

アレルギーを改善するには抗酸化作用のあるフィトケミカルが有効とのことです。

 

フィトケミカルには ポリフェノールやカロテノイド、βグルカンなどがありますが、お茶としては以前ブログで紹介しましたが、「ルイボスティー」があります。

 

私も飲んでいますが、中火で15分ほど煮だすといいようです。

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後記

本著書は本当に勉強になりました。

 

皆さんにも是非一読をおすすめします。

 

ただ、この本のなかで、腸内フローラによくない食物として、小麦、パン、麺類、マヨネーズ等書かれていますが、私はそこまで徹底してできる自信がありません(笑)

 

年も年だし、少し注意して悪いものをなるべく食べすぎないようにして、基本的に自分のすきなものを分量控えめにしようかなと思っています。

 

ルイボスティーなど続けられるものは続けようと思います。

 

冒頭の読売新聞の記事により糖尿病の特効薬ができることを心待ちにしています。


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