暗記アプリAnkiの使い方
最近、Ankiというアプリを使って英語の勉強を始めました。
これまで英語については元々好きな科目で、日常会話については普通に使えていました。
しかし、現役時代 海外出張時にホテルで英字新聞を目にすることがあり、そのたびにいかに知らない単語や言い回しが多くあるのかを実感していました。
いつか英字新聞をすらすら読んで意味が理解できるようになりたいと思っていました。
そんな折、暗記に便利なアプリ「Anki」があるのを知り、あらためて知らない英語を学んでいます。
今回はこの使用方法を整理し、ブログに投稿しました。
Ankiは使用にあたって複雑なところがあります。私も何度も壁にぶつかったのですが色々調べてやっと適当な結論が出ましたので記事にしました、
このブログが参考になれば幸いです。
Ankiアプリの使い方(流れ)
Ankiアプリを使ってPCで暗記カードを作成し、AnkiWebで学習します。
スマホがあればAnkiDroidを使ってPCで作成した暗記カードをスマホで学習できます。
Ankiアプリのダウンロード
公式で安心できるAnki Webのサイトからダウンロードすることが大事です。

anki.comやanki.teamなど別の似通ったドメインは公式ではなく、安全性に不安があるという評価もありますので注意です。
ちなみにAnkiアプリはPC,アンドロイドは無料ですが、アイホンは4000円かかるようです。
AnkiWebの登録方法

アカウントをクリックしてメルアド、パスワードを記入します。
Ankiのダウンロード
公式サイトにログインし、「ankiをダウンロード」をクリックします。

下記の赤丸部をクリックします。

PCでエクスプローラのダウンロードのフォルダーに入っているexeファイルをダブルクリックします。

下記画面が出るので「install」をクリックします。

スマホにAniDroidをインストール
まず、アプリストアでAnkiアプリをインストールします。
![]()

スマホに同期するにはアカウントが必要です。


暗記カード作成手順
フォルダーを作成し、カードファイルを保存する
エクスプローラで好きな場所に「英語」というフォルダーを作成し、その中に好きなファイル名、例えば下図のようなカードファイル「Animal.xlsx」を作成、保存します。
行の高さは150、A列の幅は20、B列の幅は40、C列の幅は30くらいでいいかと思います。

メモ帳に <img src=""> を保存しておく


eagle(鷲)という単語カードを作成する
先ほど作成した「Animal.xlsx」の1行目について下記のように記入します。

上図のようにセルを改行して鷲の下に<img src="">を記入するには、鷲の右にカーソルを当てて Ait+Enterを押せばできます。 そして<img src="">をメモ帳からコピー&ペーストすれば上図のようになります。
覚えやすいように画像を表示させる
ネットで「鷲、画像」と検索すれば色々出てくるので好きなフリー画像にマウスをあてて右ボタンで「名前を付けて画像を保存」をクリックします。


カードフォルダー「Animal.xlsx」で、<img src=" ">の " "の間に eagle.jpg と記入します。

上図の
C1セルに鷲の画像 eagle,jpgを貼りつけておきます。
C1をセレクトして 挿入ー図ー画像ーこのデバイスをクリックすると下図のようになります。 これでエクセルファイルを保存します。

エクセルファイルをcsvファイルに保存する

上図で「ファイル」をクリックし、「名前を付けて保存」をダブルクリックします。

「このPC」をバブルクリックします。

「Animal.xlsx」をセレクトして「ファイルの種類」の右端のチェック(赤丸部」をクリックし、CSV UTF-8(コンマ区切り)(*csv)をクリックします。

下記画面になるので「保存」をクリックします。

エクスプローラで確認すると「英語」のフォルダーの下に Animal.csvができているのがわかります。
CSV UTF-8(ジョンマ区切り)を選択できない時
エクセルの旧バージョンでこれが選択できない場合は、「csv(コンマ区切り)」を選択します。
できたcsvファイルを「プログラムで開く」で「メモ帳」をセレクトします。
これを下記設定で保存すればOKです。

PCのAnkiをダブルクリックする
下図画面が表示されるので、「デッキを作成」をクリックする。

「新しいデッキ名」をデフォルトから好きなファイル名、例えば「動物英語」に変えて「OK」を押します。

下図のように「動物英語」というデッキができました。

上図で「ファイルをインポートする」を押します。
下図画面になるので、先ほど作成した「Animal.csv」をセレクトして「開く」ボタンを押します。

インポート
インポート画面になりますので、「フィールド内でHTMLを使う」のスイッチ(右端)をONにします。

下図の「インポートのオプション」では、
「デッキ」を「動物英語」にし、既存のシート」を「維持」にすることが必要。
更新:ソートフィールド(カードの表面)が完全一致の場合のみ上書き
維持:一致しても上書きしない。
(Anki)では重複判定はノートの第一フィールド(ソートフィールド)
つまり表面の文字列が完全一致しないと別物として扱われ、重複が発生します。
ソートフィールド(カード表面)には英単語のみにしておくことが大事です。
後で音声をカードに追加するが、これをソートフィールド(カード表面)に追加してしまうと、更新にしても維持にしてもインポートのたびに重複カードが作成されてしまうことになります。
よって、音声を表面でなく、裏面に追加すれば重複カードは作成されません。
それで、音声を裏面に追加することになるが、この状態で更新をセレクトしてインポートすると、せっかく追加した音声が消去されてしまいます。
よって、更新ではなく維持にしてインポートすることが必要です。

ここまで確認したら、右上の「インポート」ボタンを押します。

概要欄をXで閉じます。

下図画面に戻るので、「同期」ボタンを押します。


これで同期が完了しました。
下図画面になるので「動物英語」をクリックします。

下図のように画像の表示ができました。

画像が表示されない場合
コレクションメディアの下に画像ファイル eagle.jpg が入っていないと表示されません。
コレクションメディアはAnkiが自動的に作成するもので自分で作る必要はありません。
ただし、ここに画像ファイルが入っていないと暗記カードに画像が表示されません。
コレクションメディアは隠しフォルダーになっていることが多いのでこれを表示させる必要があります。
エクスプローラを開いて、「表示」から「隠しフォルダー」をクリックすると下記の場所にコレクションメディアがあります。
場所:C:\Users\user\AppData\Roaming\Anki2\ユーザー 1\collection.media
ここにeagle.jpgの画像を保存すればカードに表示できます。
音声を一括で入力する方法
Ankiの「ツール」から「アドオン」をクリックします。

「新しいアドオンを取得」をクリック

下記画面で「アドオン一覧」をクリックします。

アドオンの画面になるので、検索欄に Awesome TTS と入れて「検索」を押します。

赤字部をクリックします。

下図のようにダウンロードのコードが表示されます。
143650454

アドオンのコード 1436550454 をコード欄に入力、OKボタンを押します。

下記画面になるので「OK]を押します。


Ankiを再起動、ブラウザをセレクトするとAwesomeTTSが表示されたのが分かります。

このブラウザの画面でソートフィールドの「eagle」をセレクトして赤丸部の「AwesomeTTS」をクリックして、「Add Audio to Selected」をクリックします。
すると、下図のような「Add Audio to Selected」の画面になります。

Generating usingは Google Translateをセレクト、Voiceは English,British(en-GB)をセレクトすればネイティブな英語発音が聞けます。
参考:Generating usingで Google Cloud Text-to-Speechをセレクトすれば、より高品質なGoogle音声を聞くことができますが、
- Google Cloudでアカウント作成が必要
- Text-to-Speech APIを有効化させることが必要
- APIキーの発行が必要
- Ankiアドオンの設定画面にAPIキーを貼り付ける必要あり
このような操作が要求され、難しく、また無料枠を超えると課金されます。
よって、Google Translateで十分かと思っています。
「Add Audio to Selected」の画面の右側に下図の画面があります。
ここで、「Generate」ボタンを押します。

すると下図画面が表示されますので、「OK]を押せば音声が不可されます。
eagle以外に複数のカードがあり、一括音声入力の場合には、ブラウザ画面でeagleをセレクトした状態で Ctrl+Aを押せばすべてのカードがセレクトされ、この状態でGenerateを実行すれば全カードに音声入力ができます。
下記画面で「OK]を押せば完了です。

ブラウザで確認すると下図のように裏面にSoundがついています。

音声入力での注意事項
上図のGenerateの画面で、下図のように設定することが大事です。

このように設定すると、音声はカードの裏面に反映されますのでインポート時の重複作成が避けられます。
Ankiはカードの表面(ソートフィールドと言う)だけを使って「重複判定」をします。
よって、表面に音声を付けると、カードを追加したcsvを再インポートしたとき、別カードとして認識され音声なしのカードが重複作成されてしまいます。
カード表面(そーとフィールド)は英単語のみにしておくことが大事です。
後で音声をカードに追加しますが、これを表面に付加してしまうと、インポート時、更新にしても維持にしてもインポートのたびに重複カードが作成されてしまうことになります。
よって、音声を表面でなく、裏面に追加すれば重複カードは作成されません。
それで、音声は裏面に追加するのですが、この状態で更新をセレクトすると、せっかく追加した音声が消去されてしまいます。
よって、更新ではなく、維持にしてインポートすることが必要になってくるわけです。
重複されて作られた音声なしのカードを削除する方法
ブラウザの画面の検索窓を使って音声なしのカードを表示させてセレクトし、右ボタンでノート、削除でできます。
学習設定の仕方
デッキの画面で⚙を押してオプションをセレクトします。

下図画面になります。

「一日の新規カード導入枚数の上限」は新規カードを1日あたり、いくつ学習するかの値で9999のままでOK。
「一日の復習枚数の上限」は1日あたりの復習カードの枚数設定の値でこれも9999のままでOK。

上図で、「習得ステップ」が 1m 10m とは
学習時の下図で「もう一度」を押すと、1分後に再度カードが表示されます。
「正解」を押すと、10分後に再度カードが現れ、もう一度「正解」を押すとこのカードが「復習カード」になります。
「復習カード」とはすでに覚えているカードとみなすということです。
「習得ステップ終了後の最初の復習間隔」が1となっているのは、「復習カード」になったら、1日後に再度カード出題されるということです。
「「簡単」と回答後の最初の復習間隔」が4というのは、「簡単」を押すと、次は4日後にカードが現れて再出題されるということです。
「難しい」を押すと、その日のうちに、短めの間隔で再出題されます。
復習カードになっている場合、「難しい」を押すと、現在の間隔X1.2倍の間隔で再度出題されます。
「難しい」は忘れかけのカードを少し早めに何度も確認するためのボタンのようです。

再学習の仕方(PC)
PCで学習をマスターすると下記画面になります。

もう一度、学習し直したい場合は上図の「ブラウザ」をクリックし、カードをセレクトし、右ボタンで「リセット」をクリックすればもとに戻り、再度学習できます。
カードが複数ある場合はどれかひとつセレクトして Ctrl+A ですべてセレクトできます。

下図のウィンドウが表示されますので、{OK}を押せば完了です。

再学習の仕方(スマホ)
スマホの場合、下図の表示になり学習できなくなります。
リセットするには←を押してデッキ画面にします。

この表示になるので、左上の三本線を押します。

下図画面になるので、「カードブラウザ」をタップします。

下図画面になるので、縦三本線をタップして「すべて選択」をタップします。


下図画面になるので、「新規カードにリセット」をタップします。

下図画面になるので、「OK」をタップすれば完了です。

後記
Ankiをこのレベルまで使えるようにするのに相当苦労し、時間がかかりました。
ネットやYoutubeにはたくさんの情報がありますが、すべて断片的で、ひとつにつながった欲しい情報がまとまっていません。
今回、こんな流れの情報があれば便利かなと思って作りました。
私がAnkiで苦労し、時間を費やした項目は以下のとおりです。
- エクセルで英単語、意味、画像を単純に記載したファイルをcsvに変換し、インポートしても画像が反映されない。
- エクセルの該当フォルダーに画像ファイルが入っていないと画像が反映されない。
- コレクションメディアにも同じ画像ファイルを入れていないと画像が反映されない。
- インポートの設定で更新と維持の違いがわからなかった。
- インポートの設定で、フィールドの割り当てを「なし」に変える必要があった。
- カードの表面は英単語のみにしておかないと Anki は別カードと認識してカードが重複作成されてしまう。
- よって、音声はカードの表面に付加してはいけない。
- 音声の設定で日本語なまりの英語になったり、ネイティブのきれいな英語になったりすることがわかった。
Ankiは使ってみると私のような高齢者にとっても かなり記憶には効果があります。
1日に30分でも使うようにしています。
これから使おうとされる方の参考になれば幸いです。
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