日航機123便の事故について
今から40年前、1985年に起きた日航123便の事故について書かれている下記の書籍を読んで感じたことを書いてみました。
1985年8月12日、その当時私は36歳で家内の実家に向かって北陸自動車道を運転していました。
後部座席では7歳と5歳の子供が乗っていて、午後6時頃は豪雨と雷で運転しにくい状況でしたが、なんとか8時頃には実家に到着できました。
実家に到着後、テレビでは日航機墜落のニュースをやっていて 歌手の坂本九さんが犠牲になったことを知り、ショックを受けたことを覚えています。
今回は森永卓郎氏著「書いてはいけない」を読んで、日航123便のことを知り、書店で青山透子氏の著書「日航123便 墜落の波紋」を手に入れて読むに至りました。
世間ではこの書籍のことを「デマ本」とか「陰謀論」と言っていますが、この123便事故の一体何が疑問点になっているのだろうかというのが興味をもったきっかけになりました。
123便事故概要
1985年8月12日 18時12分 日航123便 羽田空港出発
1985年8月12日 18時24分 異常事態発生
1985年8月12日 18時46分 横田基地への着陸を試みる
1985年8月12日 18時56分28秒 群馬県 御巣鷹山に墜落
1985年8月13日 4時39分 自衛隊が墜落現場を特定
1985年8月13日 10時54分 自衛隊が生存者(落合由美さん)を発見
乗員・乗客 524名(外国人は22名)で4人のみ生還
事故調査委員会の報告
123便の圧力隔壁が破損し、機体内部の高気圧で尾翼の一部と油圧装置が吹き飛んで機体のコントロールができなくなり、御巣鷹山の1本カラ松にエンジンが引っかかって損傷、墜落に至った。
機体は墜落の7年前には伊丹空港で尻もち事故を起こしており、その時に損傷した圧力隔壁をボーイング社が修理したが修理方法が適当でなく十分な強度を維持できていなかったために今回の破壊につながった。
書籍で指摘されている疑問点
私が書籍を読んで箇条書きにした疑問点は20個もありますが、ここでは主要のものだけを書きます。
- 海底(水深160m)の機体残骸(補助動力装置 AFU )がまだ引き揚げられていない。
- 圧力隔壁が壊れ、内部気圧が噴き出して尾翼、油圧装置を吹き飛ばしたとなっているが機内荷物は吹き飛ばされておらず、コックピットでも酸素マスクは装着していない。
- 1987年の事故調の報告書では、尾翼に後部から何かが衝突して破壊に至ったとある。
- 読売新聞8月13日 長野県住民3名が「飛行機のあとをつけるように飛ぶ流れ星のようなものをみた」との目撃情報あり。
- 横田基地への着陸許可が出なかったのはなぜか?
- 墜落現場の特定が大幅に遅れた(18時56分事故 4時39分特定)。
- 日航安全啓発センターで公開されているボイスレコーダーが編集されている形跡がある。
- 航空機材の融解物質中に武器燃料のベンゼンと硫黄が検出されている。
裁判経緯
- 1987年12月 事故調査報告書の結論が不起訴
- 1989年12月19日 検察審査会へ再審申し立て
- 1990年7月12日 再不起訴(前橋地検)
- 1993年4月2日 損害賠償請求について和解が成立
- 2018年2月28日 吉備素子氏(享年45歳の夫が事故で犠牲)がボイスレコーダー・フライトレコーダーの開示を請求
- 2023年6月1日 控訴棄却判決(東京高裁)
- 2024年3月28日 上告棄却および上告受理申し立ての不受理(最高裁)
「日本航空123便墜落事故」裁判終結に、夫を亡くした81歳の遺族が期す「真相究明」次なる一手とは | 女性自身
著書での事故推定原因
青山透子氏著「日航123便墜落 遺物は真相を語る」から引用
国産巡航ミサイルの洋上飛行実験中に突発的事故が起きて、日航123便の飛行中、伊豆稲取沖で垂直尾翼周辺に異変を発生させた。即座にファントム2機が追尾してその状況を確認した。
自衛隊はそのミスを隠すために一晩中 墜落場所不明としていたと考えると筋が通る。
著者「青山透子」氏について
著者「青山透子」氏についてネットでは実在しないのではないかということも言われています。
しかし森永卓郎氏は著書「書いてはいけない」の中で、早稲田大学のシンポジウムで実際に会ったことがあり、実在の人物であるとしています。
ちなみに、「青山透子」というのはペンネームです。
「上野村の青い山」から青山、「透明性が必要」から透子 と名付けたそうです。
事故当時は日航の客室乗務員で、事故機には同僚が乗り込んでいたとのこと。
日航退職後、東京大学大学院新領域創成科学研究所に所属し東京大学大学院で博士号を習得したとのこと。
後記
私は森永卓郎氏の著書「書いてはいけない」を読んで、日航123便事故についての問題点を知りました。
私は森永氏が報道されていたような過酷な闘病中によくこれほどまでも緻密な執筆活動をされたことに敬意と驚きを感じました。
これまで色々な世の中の出来事を見てきましたが、真実が隠されていることも多々あるのでしょうね。
地球温暖化がCO2の増加が原因だという説が広まっていますが、これも私は違うのではないか、すべて太陽活動の変化なのではないかと思っています。
学者のなかにもそういう考えの方もいるようです。
CO2説が既得権益につながることもあるかもしれません。
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